ネックの種類と基礎知識
ネックの種類と合わせ方etc
ポケットチーフはまず生地の素材選びから! ポケットチーフの生地素材は、「麻・綿・シルク」が主流です。特に細かい決まりはないですが、午前中や日中など明るい時間帯では、麻(リネン)素材や綿素材が軽やかな雰囲気が出るためおすすめです。シルクは、なめらかな肌触りと光沢感がある素材のため、とても上品な印象を与えるので夜の結婚式に向いています。また、麻や綿に比べてふっくらとした厚みが出るため、冬スーツとの相性が良くなります。 また、ポケットチーフの色や柄についてですが、結婚式のようなフォーマルなシーンですと、ポケットチーフのカラーは何色を選んでも良いというわけではなく、「白」が基本となります。近頃は、真っ白ではなくても白に近い「シルバー」でもOKですが、できるだけ白に近いカラーを選ぶようにしましょう。ネクタイと一緒ですね。ネクタイの色に合わせてポケットチーフも揃えるというスタイルもありますが、フォーマルなシーンでは、カラータイプを避けるのがマナーとされておりますので無難に柄物ではなく無地デザインの白にしておく事をおすすめします。
印象が変わるポケットチーフの折り方と挿し方 ちなみにポケットチーフは折り方と挿し方で印象がガラッと変わるので色々と覚えておくとよいでしょう。 スタンダードな折り方として、ビジネスシーンでもよく見かける「スクエア」などがありますが、カジュアルさが出てしまうため結婚式では避けた方が良いです。 結婚式では、「スリーピークス」という折り方が主流になっています。 ポケットチーフの使い方としてはスリーピークスが正装スタイルです。
ポケットチーフを三角形に折っていき、胸元から角を覗かせたスタイルとなりますので、スッキリとしたスクエアよりも華やかさがあり、フォーマル感が出て結婚式の雰囲気にもマッチします。 他にもパーティー向けの折り方は様々ありますので、男性は何通りかポケットチーフの挿し方を覚えておくと便利だと思います。 結婚式やパーティー以外に日常でも色合いや柄が気に入ったハンカチをジャケットの胸ポケットに入れるだけで印象も変わり、おしゃれであることを印象付けられるので、積極的にチャレンジしてみて欲しいです。
ハンカチは純白が良いと思う人が多いですが、それは汚れがすぐにわかり即洗濯してしっかりとアイロンをかけるからです。ハンカチは常に清潔なものを用意するべきだという事ですね。またハンカチは2枚持つべしという人もいるようで、お尻のポケットに気に入った色柄のものを、もう1枚は魅せるように胸ポケットへ。2枚持っていると女性がハンカチを必要とする状況にあったら時にさっと胸ポケットから取り出して渡すのにも使えます。女性からは気遣いあふれる人と思われやすいので男性ならではの計算のようです。そもそもお尻から出されるよりも断然、紳士的に見えますよね。
また、胸元のおしゃれという点で清潔感に関する事といえば気をつけて行きたいのがYシャツです。夏場なんかは特にそうですがジャケットを脱ぐ機会も多くなりますし、クールビズ実施期間ですとノーネクタイになってシャツだけのスタイルになりますよね。首元が開放されるのでボタンを外し、胸が開かれます。この時にインナーが見えてしまっていると非常にかっこ悪いです。また、見方によっては清潔感が無いように見えてしまいます。シャツは折り目付きで襟元がカッチリしたものにし、首元の部分にインナーが露出してしまわないように、深めのVネックをチョイスされるのが望ましいと言えます。